鞄工房山本のランドセルを購入!9月に入っても買えましたよ
9月になっちゃったけど、ランドセルを購入できました
銀座にランドセルを見に行ってきました。
結局、親子で気に入った鞄工房山本のランドセルに決めました。
子どもにとってランドセルを買うのは一生に一度きりですからね。
最近ではたくさんのランドセルが販売されていて、私たち親子もどれが良いのか途方にくれかけました。
なぜこのランドセルに決めたのかなどを書きましたので、ランドセル選びで困っている方の参考になったら嬉しいです。
鞄工房山本にした経緯
最初はセイバンの天使の羽をイトーヨーカドーへ見に行ったのですが、イメージしていたより派手な気がしてきました。
それは前回の記事にも書きました。
最近のランドセルって刺繍がゴージャスなものがけっこうあるんですね。
ビックリしました。
6年間飽きずに使い続けられる刺繍のランドセルはどれだろう。
ずっと飽きない刺繍…。
あれ?
刺繍。
無くてもいいんじゃない?
昔ながらのシンプルなランドセルに興味がでてきました。
丸一日、シンプルなランドセルをネットで探していくつか候補があがり、売り切れのお店もあったけど、鞄工房山本が気になったので銀座のショールームに見に行きました。
9月になってからなので、ネットでもほとんどが売り切れでした。
なので買えなくても、現物が見れればいいかなという程度の気持ちでした。
鞄工房山本にした理由の1つとして、それほど価格が高いものではなかったということもありました。
このおしゃれなゲートをくぐって中へ進みます。
私は一度ここを通りすぎてしまいました。
少しわかりにくいところにあるので気をつけてください。
おしゃれなゲートをくぐると↓
見にくくてごめんなさい。
写真中央の光っている部分が入り口です。(ガラスの扉です)
なんとなく、高級で入りにくい雰囲気というか敷居の高い感じがしましたが、勇気をだして中へ。
階段を降りていくと、品のある店員さんが接客してくれます。
そして、ランドセルがズラリ。
向かって右が女の子用。左が男の子用でした。
下の写真は男の子用です。
山本カバンのランドセルは何が違うのか
私が見た感じでは、他のメーカーのランドセルよりいいと思いました。
具体的に言うと
A4フラットファイルが入る
横幅が23.3センチもあるのでA4フラットファイルもすっぽり入ります。
体操着袋や給食袋も入ってしまうので、横のフックにぶら下げなくてもいいんです。
フラットファイルが入るか、クリアファイルが入るか、今年はまだまだ、フラットファイルが入らないランドセルも多くありました。
来年以降は、どこのメーカーも対応するのかもしれませんけどね。
マチ付きのポケットがある
手前に8センチも開くマチ付きのポケットなので、収納力も抜群です。
このポケットの部分、他のランドセルとの大きな違いだと思います。
マチがついてることでたくさん入るだけでなく、横にこぼれ落ちる心配もありませんね。
そして不器用な子どもも出し入れしやすい。
光沢が抑えられていて上品
マットな仕上がりです。
これは好みになってしまいますが、ツヤを抑えたマットな質感はとても上品ですよね。
「学校は遊びに行くところではない。学びに行くところです」という雰囲気が醸しだされています。
持ち手がない
ランドセルを背負ったときに、襟足のあたりにある輪っかのような部分のことです。
有る無しは、好みだと思います。
低学年で自分でランドセルが背負えないうちなどに、手助けしてあげる際には便利かもしれませんが、無くても問題ありません。
逆に持ち手が邪魔だと感じる人もいるくらいです。
フックに掛けるときは、鞄工房山本でも採用されている可動式のループ金具を使えば便利です。
ナスカンが特徴的
ランドセルのサイドについているナスカン。
最近では事故防止のために、強い力がかかると外れるタイプのナスカンが主流になってきましたね。
鞄工房山本のナスカンも、強い力がかかると外れるのは同様なのですが、構造が違います。
接合部にシリコンを使っているのは鞄工房山本のオリジナルで、外れても付け直し繰り返し使用することができます。
価格もまぁまぁ
ランドセルの専門店が作っているとなると、高価なものばかりという気がしてしまいますが、そこまででもないです。
セイバンと同じもしくはそれより安く買うことができます。
牛革なのに、人工皮革の有名メーカーの価格と変わらないのは魅力的すぎませんか?
決して安くはありません。
でも、納得のお値段です。
ランドセル選びのポイント
鞄工房山本のランドセルにするときに、迷うところです。
私が気になって、迷ったポイントを書いておきます。
牛革と人工皮革
ほとんどの商品が牛革で作られ、コードバン(馬革)と人工皮革がわずかに並ぶ鞄工房山本のランドセル。
コードバンはかけ離れて高価なので、今回は牛革と人工皮革の違いを書きます。
店員さんの説明によると、どちらも優れていて(防水性や型崩れのしにくさ、傷の目だたなさなど)違いはほとんど無いとのこと。
ただ、人工皮革のほうが若干牛革よりも軽いそうです。
たしかに、人工皮革のほうが軽い気がしました。
でも、私が気になったのはそれ以外の2点。
1つは厚み。
牛革のランドセルのほうが厚みを感じました。重厚感っていうんですかね。サイズは同じという商品でもやはり牛革のほうが厚く感じたんです。
2つ目はシワ。
人工皮革のランドセルを見せてもらった時、かぶせ(ふた)の内側をみてビックリ。
展示品とはいえ、何度も折れ曲がる根本の部分に2〜3本くらいシワがありました。
別にそんなに気にする部分ではないのかも知れませんが、あるよりないほうがよくないですか?
ちなみに牛革のほうにはシワは全くありませんでした。
鞄工房山本のランドセルはこれまでずっと革だったそうで、今年はじめて人工皮革のランドセルを作ったそうです。
そのためか、ネットで見ても、人工皮革のランドセルは在庫ありでした。
たぶん、だんだん改良もされていくと思うんですが、今年買うなら牛革だなと感じました。
コバ巻きとへり巻きかぶせ
ランドセルのかぶせ(ふた)のサイドの部分の処理の違いです。
コバ巻きというのは、紳士物のベルトなどに施されていることが多いそうで、かぶせの端にニスを何層にも塗って磨くという処理をしているものです。コバ巻きのものは、スッキリとした雰囲気でかっこいいです。
へり巻きのものは、かぶせの皮の端に人工皮革を巻くへり巻き処理を施したものです。丈夫なだけでなく、コロンとかわいらしく優しい雰囲気が魅力的です。
山本のランドセルのデメリット
本当は同じ銀座にある別のランドセル工房も見に行こうとしたんですが、見てみたら予想以上によかったのできめてしまいました。
それぐらい気に入ったので、あまりデメリットは感じていません。
でも、あえて言うならば、重さじゃないかと思います。
人工皮革が1300グラム、牛革が1400グラムぐらいです。
うちは小学校が近いのであまり関係ないかなと思っています。
ただ、セイバンのランドセルだと、1100グラム台だったので、それに比べるとたしかに重いですね。
軽いことを重視するなら、他のメーカーがいいかもしれません。
ランドセル選びは本当はいつ頃?
鞄工房のランドセルに限らず、GW明けから6月ぐらいにはランドセル選びを始めたほうが良さそうです。
今回は9月になってしまいました。
それはセイバンでいいと思っていたからなのですが、セイバンでいいと思っていても、私のように別のランドセルの方がよく見えてきたりするものです。
これは真剣に探してみないとわからないことなので、とにかく夏休み前には決めるぐらいのタイミングが良さそうです。
実際にいくつかのランドセル工房では、いいなと思ってもすべて売り切れだったんです。
いいなと思った中の1つが鞄工房山本のランドセルで、見に行くこともできて、満足の行くランドセルが購入できたのはラッキーだったのかもしれません。
山本の店員さんも、発売してすぐは、店中がお客さんでいっぱいで、お店の外にも並んでいたとか。
うちの場合は、2歳の子どもも連れて行ってしまって、店の中を走り回っていたので、この時期で逆によかったかもしれません。
今回はお店でカタログをもらってきました。
もっと早い時期ならインターネットでカタログ請求と皮見本を送ってもらえるとのことです。
5月には情報収集を始めたいところですが、もし夏休みを終えてしまっても大丈夫なので、ショールームに行くか、問い合わせしてみるといいと思います。
購入したランドセルの写真も載せたかったのですが、今から作って届くのが11〜12月になるそうです。
絶対子どもたちが触りたがるだろうから、汚れなくていいと思いますから、遅くなってからの購入もありですね。
今回は在庫が少なかったこともあって、普通はインターネットで購入なのですが、お店のタブレットで購入しました。
お店の方も親切でしたし、ぜひ鞄工房山本のショールームに行ってみてください。