異所性蒙古斑 3回目の手術①
2015/06/18
来てくださってありがとうございます。
このブログは生まれつき右腕に異所性蒙古斑があった娘をもつ母親が、完治までの経過を書き綴ったものです。
同じような悩みを持つ方が、この治療記録を見て少しでも参考になりましたら幸いです。
3回目手術前検査
あせもは、だいぶ良くなっていたため、手術前検査をすることになりました。
採血、レントゲン、心電図、それぞれ大泣きで、抱っこをしてなだめても足をバタバタして嫌がるので、私も必死に抱っこをし汗だくになりました。
特に採血では、待合室にひびくくらいの大声で泣き、私のもとへ戻ってくると、採血された手を「んっんっ」と指さして痛かったことを訴えてきました。
3回目手術 1日目
今回は、主人が午前中だけ休みをとってくれたので、大量の荷物と格闘することなく行くことができました。
娘は何かを察したのか、とてもおとなしく、看護師さんに人見知りをしていました。
全身麻酔の説明も3回目とあって、短い時間でさらりと終わり同意書にサインをしました。
主人が仕事に行った後は、持参したDVDを観て過ごしました。
娘は、はじめのうちはベッドの上でおとなしくしていたのですが、DVDにも飽きてくると「くっく、くっく」と靴を催促し、ベッドから降りたそうにしていました。
靴を履かせて、少しだけ院内を散歩すると、気分転換になったようで、娘の機嫌がよくなりました。
抱っこひもでいくので、靴をもっていくか迷ったのですが、持っていって正解でした。
3回目手術 2日目(手術当日)
朝は5時に起きて、手術前最後の水を少し飲ませました。
普段、水は嫌いで嫌がる娘ですが、このときはすんなり飲んでくれ、助かりました。
午前7:45に座薬を入れるとのことだったので、それまで2人でDVDを観たり、娘を抱っこしたりして過ごしました。
座薬を入れると、トローンとした目で私を見てきて、いつもの娘の雰囲気とは違いました。
足がフラフラなので、座らせようとするのですが、娘は立ちたがるので倒れて頭でもぶつけないかハラハラしていました。
手術室まで抱っこで連れていき、娘と別れるときは2回目の手術同様、号泣されてしまいました。
こんなにも後ろ髪を引かれるおもいは、今までの人生で初めてでした。
手術は45分で終了しました。
手術室から病室に戻っても泣き続け、3時間抱っこをしたまま娘の頭をなでたり背中をさすっていました。
腕が疲れたので、ベッドに寝かせてみると、しばらくは目をつむったまま泣いていましたが、だんだん声が小さくなり眠りました。
夜、仕事帰りの主人が娘に会いに来た時には、ニコニコしていて機嫌もよく、元気になっていました。
主人は娘に「えらかった。えらかった」と面会時間の許す限り抱っこをしていました。
吸入は嫌がりましたが、これをしないと喉が痛くなるということを伝えると、納得して口を開けていました。
夜は手かせをしていると、寝返りができないようで怒っていたので、はずしてあげるとすぐに眠りました。
3回目手術 3日目
娘は朝から病院食をモリモリ食べ、看護師さんに「たくさん食べられて偉いね」と褒められるぐらい元気でした。
朝は嫌がることなく、吸入をしてくれたので助かりました。
退院前、先生に娘の腕を診てもらうとき、私も見せてもらいました。
1回目のときと比べたら、レーザーを当てた部分はかなり少なかったです。
濃い部分だけ狙ってレーザーを当てたので、紫色の筋状の手術跡が数か所あるだけでした。
水ぶくれは、本当に小さいものしかなく、手当ても難しそうではなかったので安心しました。
12:00前には退院し、家に帰ると喜んで走り回っていました。