異所性蒙古斑 2回目の手術➁
2015/06/18
来てくださってありがとうございます。
このブログは生まれつき右腕に異所性蒙古斑があった娘をもつ母親が、完治までの経過を書き綴ったものです。
同じような悩みを持つ方が、この治療記録を見て少しでも参考になりましたら幸いです。
2回目手術 3日目
手術疲れと寝不足のためか、私も娘も朝までまったく起きずにぐっすり眠ることができました。
朝食をすませた頃、病室に麻酔科の先生が来てくれました。
昨日の手術のあと、少しだけ体が赤くなったのでそれを心配して、娘の様子を見に来てくれたのです。
この日は赤みも全然なく、麻酔が原因ではなくて肌トラブルだったということがわかりました。
手術のとき、チューブなどを固定するために、テープでとめたりするらしいのですが、それでかぶれたようです。
退院前に先生に腕を診てもらうと、大泣きをして暴れるので診せるのに苦労しました。
1回目のときより、水ぶくれも少なく、範囲も小さかったです。
そのあとの吸入では、煙をおもしろがったりして機嫌が良かったので助かりました。
家に帰ると、コテッと寝てしまったのですが、起きると家のあちこちを触ったり、おもちゃであそんだりして、せわしなく動いていました。
やっぱり家が一番です。
2回目手術後はじめてのお風呂
久しぶりのお風呂では包帯をとるときから、泣いていました。
すでに、1つ水ぶくれがつぶれてガーゼが湿っていました。
泡を多めに手のひらに乗せサワサワーっと軽く洗いました。
水ぶくれも前回のように大きくないので、神経をすり減らすほどではありませんでした。
泣いていた娘も、洗い始めてしまうと泣き止み、気持ちよさそうにしていました。
泡がしみたりすることはないのかもしれません。
お風呂を出て、薬を塗るときは泣いていました。
娘の泣きかたから察するに「痛い」と泣いているのではなくて「何をしてるの。やだー!怖い、ママの真剣すぎる顔も怖い」と訴えているようでした。
しゃべれないので本当のところはわからないのですが…。
とにかく理由はどうであれ娘の泣いている姿はかわいそうです。
翌日には、全ての水ぶくれがつぶれていました。
お風呂のあと、手かせを右手のみに付けた状態でミルクを飲ませました。
娘は、仰向けに寝て自分で哺乳瓶をもって飲むのですが、右手がピーンとなってしまい、持ちにくそうでした。
手かせをつけている間は私が手をそえることにしました。
経過 2月10日
2回目の手術の経過を診てもらいに行きました。
手術後の経過は良好と言われ安心しました。
ただ、少し肌が乾燥気味とのことなので、ヒルドイドという薬を出してもらいました。
ヒルドイドは、退院時にももらっていたのですが、1日に2、3回、乾燥した時に塗らなくてはいけないのに、忘れてしまい、夜お風呂の後のみになったり、最悪なときは1日1度も塗らなかった日もありました。
先生に乾燥気味と言われ、反省しました。
経過 3月23日
腕を診てもらい、次の手術はいつにするかを相談する日でした。
まだ、レーザーを当てた部分に赤みが残っているので、3回目の手術は夏くらいがいいと言われました。
肌の保湿はできているので、また継続してケアをするようにとのことで、またヒルドイドを処方されて帰ってきました。
経過 あせも
腕を診せると「あせもがたくさんできているので、8月中も手術をするのは、やめておきましょう」と言われました。
外遊びが好きな娘を、ほぼ毎日公園に連れていき、汗とドロだらけにしてしまった事、10日程前にヘルパンギーナになり、高熱で数日お風呂に入れなかったことなどが原因で、たくさんあせもができてしまったのだと思います。
夏には、手術をする心がまえができていたので、残念でしたが、今はしっかり腕のケアと風邪予防をし体調を整えてあげたいと思いました。
2か月後に予約をとって、この日は帰ることにしました。
「あせもが治っていたら、手術前検査をしましょう」とのことでした。