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あざの治療を終えて

      2015/06/18

来てくださってありがとうございます。

このブログは生まれつき右腕に異所性蒙古斑があった娘をもつ母親が、完治までの経過を書き綴ったものです。

同じような悩みを持つ方が、この治療記録を見て少しでも参考になりましたら幸いです。

 

あざの治療を終えて

娘には、腕に生まれつきの大きなあざがありました。

異所性蒙古斑というものです。

1回目(最初)の手術が0歳8カ月、2回目の手術が0歳11か月、3回目(最後)の手術が1歳8か月でした。

特に最初の手術のときなんて、やっと伝い歩きをしだした頃で、まだまだ赤ちゃんという感じでした。

手術をするべきかどうか、ものすごく悩みました。

私自身、悩みすぎて円形脱毛症になったり、歯ぎしりをしすぎて差し歯がとれたりしたほどです。

最初の手術をする1か月くらい前から「ごめんね…本当にごめんね」と娘を抱きしめて毎日泣きました。

できることなら、身代わりになりたいと思っていました。

あれから2年、もうすぐ娘は4歳になります。

夏には、私の実家に帰った際に、水着で川遊びを楽しみました。

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幼稚園へも半袖のシャツで行き、日焼けもしました。

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異所性蒙古斑のあった右腕も、こんがり日焼けしました。

手術のあとは、よーく注意して見ないとわからないくらい全然目立たなくなりました。

私自身、あれ程悩んだあざなのに、遠い昔のことのようで普段はすっかり忘れています。

当時の育児日記を見返すと、思い出す程度です。

小さいうちから、怖い思いや痛い思いをさせてしまったのは、親として申し訳なく感じています。

親の意思で、娘に痛みを与えるのはつらいですから。

娘は今、とても我慢強い子です。

転んだりして血が出ても「いてててー」と言うくらいで泣きません。

それが、手術の痛みを乗り越えたからなのかどうかはわかりませんが、強い子に成長しました。

手術をして本当に良かったです。

娘のあざがわかったとき、どんな情報でもほしくて、毎日のようにあざのことを検索していました。

そのとき、あまり情報がなく不安な気持ちがどんどん膨らんでいきました。

異所性蒙古斑で悩んでいる方の不安が少しでも和らぎますように…。

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 - 子どものあざ