ぱってブログ

家を買ったら仕事やめた…

虫歯の有る無しは地域差がある。子どもの歯を守るのは妊娠中だった。

      2016/09/25

みそっ歯って知ってる?歯が黒いの。

ニカッて笑った時に見える黒い前歯の子。

昔に比べて見なくなったと思いませんか?

ちなみに私の幼少期の写真をみると、前歯が黒くて小さいです。

虫歯で溶けて小さくなっちゃってるんですね。典型的なみそっ歯でした(笑)

 

前歯が虫歯で黒いって想像できない人もいるかな。

えっと〜、そうだ!!お歯黒(おはぐろ)って知ってますか?明治時代以前の日本などで既婚女性や男性が歯を黒く染める化粧法のことなんですが、そんなイメージです。

身近なところで例をあげるならば、志村けんさんと研ナオコさんの夫婦のコントを思い出してもらうと良いかもしれません。たしか歯を黒くしてました。

まぁ、それらは虫歯だからってわけではないので、あくまでもイメージです。

両親学級で虫歯になる仕組みを初めて知った私。

妊娠中って両親学級(母親学級)のようなものが、住んでいる市区町村でありますよね。

母子手帳をもらいに行ったときにも、初めての妊娠の場合は「こういう両親学級があるので参加してみてくださいね」というふうに案内してくれる事が多いと思います。

初産の妊婦さんが全員参加するかどうかはわかりませんが、けっこう参加する人も多いんじゃないですかね。

学級の流れ

①お産の流れについて、リラクゼーション

②母と子の歯の衛生、妊産婦の栄養

③赤ちゃんの入浴、赤ちゃんの衣類と保育、育児の先輩からの生の声

市区町村により、内容も少しずつ異なるかもしれませんが、ほぼ上記のような内容だと思います。

 

それでですね。注目すべきは②です。特に

『母と子の歯の衛生』

ここでどんな指導を受けたかが重要だと考えます。

お腹の中の子どもが将来虫歯に悩まされるか、はたまた虫歯知らずで幸せにバリバリと硬いせんべいを食べることができるかの分岐点です!

このときの指導で私の記憶に、深く刻まれた言葉。

それは

 

虫歯はお母さんなど身近な人から移ります!

だから、大人が使った箸で子どもに取り分けてはダメ!

大人の食べかけや飲みかけを子どもに与えるなんて、絶対にダメ!

なぜなら、虫歯菌を移してしまうことになるから!!!

だから、私すごく気を使いました。

アツアツの離乳食を食べさせるときも、口で「ふぅ〜ふぅ〜」をしないでスプーン自体を揺らして冷ますという徹底ぶりです。

そして、両家のじいじばあばからも守りました。

特に苦労したのは旦那のほうの両親。

孫が可愛くてしょうがないのはわかります。でもねっ!ダメなの!!そのお箸さっきお義母さん使ってたやつだよね。そのお箸で「あ〜ん」って食べさせようとするのは断固として許しません!だって、虫歯菌を大事な大事な子どもの口に入れたくないじゃない!やめてっ!!!

でも、そんなことストレートに言い難いですよね。自分の親ならば言えたとしても旦那の親にはちょっと言い難い。

だから、本当に大変でした。

ただ、幸運なことに娘は物凄く人見知りちゃんだったんです。だから、慣れない人からは簡単に食べ物をもらったりしない。

人見知りが結果的に虫歯予防になるとはビックリですよね(^_^;)

私、両親学級で虫歯の原因の話を聞くまでは、虫歯のある人は甘いものの食べ過ぎもしくは歯磨きが下手な人だと思ってました。私が虫歯だらけなのは小さいころからチョコや飴ばかり食べてたからなんだなぁって。まぁ、これらの甘いものが虫歯に拍車を掛けるのかもしれませんが、根本的な原因は

幼少期に大人からいただいた虫歯菌だったんです(+o+)

引越しをしてビックリ。ペットボトルのまわし飲み!?

娘が3歳のときに引越しをしたんですが、その引っ越した先で目にした光景に目を疑いました。

なんとっ、娘と同じくらいの子どもが飲んでいたペットボトル入りのお茶を、大人がガッツリ口をつけて飲んでた!!

しかも子ども→大人→子ども→大人→子どもって何度も。

これ、絶対ダメなやつだよねって思ったけど見ず知らずの私がそんなことイキナリ言えるはずもなく、ただその子どもの将来の歯が心配でたまらなかったのです。

でも、娘を幼稚園に入れてもっと驚きました。

大人と子どものまわし飲みがアチコチで行われているではありませんか。

なんだか私。完全にアウェイな感じでした。

 

で、まわし飲みをしていたお母さん方の会話がコチラ↓

「◯◯(子の名前)が飲んだ後ってさぁ、なんか入ってるんだよね」

「わかる〜。おにぎりとか食べた後だと、米粒とかね」

そばで聞いていた私。言葉を失いました。

虫歯テロとしか思えません。

そんな無知な親に育てられた子がかわいそうでたまりません。

近い将来虫歯確定なのですから。

ほらみたことか。年長で虫歯になる子が多数。

3歳でこの地域に引越してきた娘も早いもので年長になりました。

歯の抜ける子も増えてきました。

はっかけの子どもがまわりをうろちょろしてれば、自然と歯の話題になりますよね。

そこで、また驚くことを耳にしました。

 

「うちの子虫歯がたくさんあるの〜。歯も抜け始めたから永久歯が虫歯にならないように気をつけなきゃ!」

「あっ、うちも〜。この間歯科検診で、小さい虫歯があるって言われたから治療中なんだ」

 

わわわわ〜( ゚д゚)子どもが虫歯ってことあんまり深刻に思ってなくない???

『虫歯菌ってしつこいんだよ!一生居座るんだよ!?』と心の中で叫んでしまいました。

というかこれ、ペットボトルのまわし飲み等を平気でしていたツケがまわってきたんだと思います。

まわりのお母さんたちが「虫歯になっちゃった」という話をしていると、やっぱりねって思いました。

子どもがかわいそうです。

私が住んでいる地域、大丈夫かな。

両親学級で虫歯の恐ろしさやうつる経路をきちんと伝えてないんじゃないかなって思います。

 

赤ちゃんは虫歯菌なんて持って生まれてきません。

お願いだから大人の諸君!ペットボトルや箸の共有、キスなどで虫歯菌を移さないであげてください!!!

と声を大にして言いたいのですが、小心者なのでブログで言わせてもらいました。

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